Sid Meier's Civilization VI(以下、civ6)を初めてプレイする方や優位に立ちたい方への知見をまとめるところです。
だいたいマルチプレイ。
civ6は文明をモチーフとした、ターン制のシミュレーションゲームです。
あなたは歴史上の国の指導者となり、文明を築き上げて大きく発展させ、最終的には
のどれかを達成することが目的となります。
規定ターン以内(マルチだと基本250ターン)に勝利条件を達成できなかった場合は、文明スコアが一番多い文明が勝利となります。
マルチプレイの場合の勝ち筋は大抵制覇勝利です。他の勝利条件は1ゲーム7~8時間と基本的に長丁場になるので、マルチ参加前にご飯などの用事を済ませておくのを強くお勧めします。 まあ制覇勝利でも5時間くらいはかかるんですが
詳しい立ち回りなどは追々書きます。それまではciv6のwikiなどを参考に。
タイトル画面から マルチプレイ -> インターネット と進み、インターネットゲームの一覧から末代っぽい名前を探して、PASSを打ち込んで入るか、部屋主とSteamフレンドになっていれば招待が届きます。後者の方で確実に入れます。
部屋立ての際の注意
大手格ゲー並にプレイアブルな文明がありますが、それぞれの文明が独自の固有能力だったり建造物だったり軍事ユニットを持っていて、何を使えばいいかわからんと思います。
マルチに参加する場合は基本的に序盤でマウントが取れるような文明を選ぶと良いでしょう。なぜならマルチでは大抵ゲーム中盤で誰かが戦争を仕掛け、そのまま制覇勝利となるケースが多いからです。なので、中~終盤にかけて真価を発揮する能力はあまり役に立たなくなりがちです。
(観光力を生み出す、辺りの文面(旅行かばんのマークが目印)が書いてあったら中盤以降で役に立つ能力、だと認識してもらって構いません)
以下オススメ文明(指導者)
指導者の見た目とは裏腹に、最序盤や終盤まで活かし続けれる能力が揃っていて純粋に強い。
高級資源によるバフは永続なので、とにかく都市出ししまくっていろんな高級資源を手に入れると軍事面でかなり安心できる。
鷲の戦士は蛮族以外のユニットを倒すと一定確率で労働者として扱えるようになる。上記の能力とシナジーがあり、2つ目以降の都市が早め早めに成長できるので優位に立てる。都市国家に軽率に宣戦布告して、ユニットだけ倒して和平するのも一つの手。
こちらも序盤の立ち回りが優秀な文明。
モニュメントが即立ちするので、領土の拡大と社会制度「法典」の取得が早い。蛮族に差を付けろ。
国内交易路は基本的に食料と生産力しか生まないが、ローマであればゴールドも手に入るので、お金稼ぎのために他国へと交易路を伸ばす必要性が減る。
レギオンは剣士より若干戦闘力が上で、労働力1を持つ。カストラ(防衛施設。自分の領土にしか設置できないのが難点)を建てるか、森林・湿原などの除去に使うことができる。戦闘する前に内政を手伝ってあげるといい塩梅になる。
浴場は純粋に用水路の完全上位互換で、すぐ住宅不足になるこのゲームにおいては爆アドの区域。軽率に建てよう。もちろん、浴場に隣接する場所に工業地帯を建てると、+2の隣接ボーナスが付く。
労働者を最大限活用できるようになるおそろしい文明。
労働者は生産すればするほど、相対的に生産コストがどんどん高くなっていくので、労働出来る回数を増やすのはTCGのマナコスト低減のような重大な役割を果たす。
固有能力に加え、ピラミッド+樑(総督)の能力+農奴制(政策カード)も合わせると最大で労働力8のワーカーホリックが完成する。黄金時代の公約「不朽」を選択していれば、低賃金(或いは信仰力)で労働力7~8の労働者を大量生産することも。もう笑うしかない。
世界遺産に労働力を使えるのも当然強力で、生産力がない都市でも7ターンほどで遺産が完成してしまう。古典まで遺産なので選択肢は限られるが、どうしても欲しいものはこの能力で強引に建ててしまおう。
一応固有の軍事ユニットがあるが、攻撃射程が1の遠距離攻撃ユニットなので弩兵より扱いが難しい。
宗教プレイのスターターセット。
内政では宗教文明との交流や階段井戸などを駆使し大量の信仰力を産出、準備が整ったら伝道師を大量に用意して、出来るだけ布教に専念しよう。相手の宗教から使徒が出るまでは優位に立てる。
階段井戸自体は封建制度の恩恵を得られないので注意。農場とごっちゃに建てずに、農場密集地帯の端に建てるようにするとよい。
軍事ユニットとして象が生産可能。隣接する敵ユニットの戦闘力-5という汎用性の高いデバフを持つ。大将軍のパッシブ効果と併用したり、政府「寡頭制」を採用すれば、実質戦闘力+14のバフがかかった剣士でユニットを殴ることができる。 殴り返しもデバフが適用されるのでいつもより攻撃に耐えれる。 平和主義者とは……
単純明快で強力な能力を数多く持つスパルタの人。
蛮族から文化力という名の副経験値を貰え、社会制度「政治哲学」の取得を誰よりも速く達成させることができる。
ワイルド政策カードのスロットを最初から1つ持ち、最序盤から都市計画と神王の2枚差しで内政を安定させたり、戦争時に軍事政策カードにシフトさせたりと幅広い使い方ができる。
重装歩兵は太古の時代に作れるユニットでありながら、簡単な条件を満たせば軽率に戦闘力35を生み出すヤバイやつ。(政府「寡頭制」でさらに+4)
このバフは攻撃防御の両方に適用されるので、打たれ強さも増える。防御力10代の建ったばかりの都市なら弓兵不要の三撃くらいで沈む。隣に相手都市がいたら重装歩兵の少数精鋭で戦争してしまうのも手。
ここに適切な画像を貼る
シングルプレイだと無限に長考できますが、マルチだとターンごとに制限時間が設けられています。
特に序盤は毎ターン1分しかないのが当たり前なので、何を生産するかとかは早め早めに決断しましょう。
中世頃とかになってくると毎ターン3分~5分とかになり、逆に暇を持て余すくらいに……
世界会議で組織票ができます。ヌルゲーとか言わない
ちなみに誰か一人でも相手から宣戦布告された場合、チーム内の全員がその文明と戦争状態になります。いつの間にか敵文明の宗主国になっている都市国家からボコられたりするので注意。
和平を結ぶ場合も、チームの誰か一人が和平をすれば全員の戦争状態が解除されます。
シングルプレイだと勝手に取引画面に移行しますがマルチでは手動。画面右のお知らせ欄で取引を提案されているかどうか調べる形に。
ターンをまたいで取引を保留、後から承諾することも可能
上と同じくお知らせ欄で確認する形になっています。科学力/文化力管理を忘れて数ターン無駄にしてしまうこともしばしば……
こちら側が相手の文明を蹂躙している際に、別の文明から気づかぬうちに使途に宗教を布教されて負ける、なんてことも珍しくないです。常に使徒の動きを把握しておきましょう。
宗教ユニットの糾弾は、戦争中か世界会議で特別な議題を可決させないとできないので、チームの誰か一人が保険用に宗教を創始しておくと良いでしょう。