ある日、面白マップで遊んでみたいと思ったことはありませんか?
折角日本列島マップがあるのに他にキワモノマップがないなんて……!と思ったことはありませんか?
実は、あなたが今脳内で思い描いているマップは自作することができ、それをシングルプレイはもちろん、マルチプレイでも利用することができます。
ここでは、その方法を出来るだけわかりやすく記述していこうと思います。
買おうね!!
公式ツール。作ったMODをビルドする為のModBuddy、そして今回の要、マップ作成ツールのWorldBuilderが同梱。
Civ5をDLした時点でインストールされておらず、Steamの[ライブラリ]マウスオーバー→[ツール]をクリックしてここからSid Meier's Civilization V SDKをインストールする必要があります。
意識の高い末代がインストールしているアレです。ModBuddyの起動時に必須。
何かプログラムの知識が要るのかな……と思ってしまいがちですが、それらの要素は皆無なのでご安心を。
Sid Meier's Civilization V SDKを起動した際にインストールの案内をしてくれるのでそれに従いましょう。
Sid Meier's Civilization V SDKを起動するとまずランチャーが出てきます。そしてWorldBuilderを選択。
起動の際はCiv5を終了しておかないとWorldBuilderが起動しないので注意。逆もしかり。
最初の画面で"New Map"を選ぶと……
待望のエディット画面が出てきました。
最初の画面では、マップのサイズを指定します。
左のバーで横幅(20~128マス) 、
右のバーで縦幅(20~80マス) を指定。
下の"Generate Blank Map"をクリックすると指定したサイズで空白のマップが生成されます。
一から作るのが面倒臭い!テンプレが欲しい!という人は、下のMap Scriptで条件に沿ったマップを自動生成することができます。
大陸タイプを選択して、各種項目を設定後に"Generate With..."をクリックすると生成されます。
一番下の"Accept Map"を押すと設定を完了し、次の画面へ進みます。
この画面でタイルを敷いたり、資源等を置いたりとにかくいろいろします。
マップの編集に関する項目を集めたメニューです。
クリックしたタイルの情報を編集するツール。
一部項目は文字化けしているので、出てくるアイコンで察してください。
項目 | 概要 |
---|---|
Plot: (座標) | |
項目1 | 地形タイプ |
項目2 | 山の有無 |
項目3 | 地物(森林、自然遺産など) |
項目4 | 資源 |
項目5 | 古代遺跡、野営地、資源活用施設など |
Route: | |
項目1 | 道路、線路 |
項目2 | 持ち主(Scenarioで反映) |
Start Position: | |
項目1 | 開始位置を設定 |
選択した項目を任意のタイルを左クリックで適用させるツール。
項目の説明はEdit Plotと似たようなものなので割愛。
ブラシを用いてマップ上に描くようにタイルを配置します。最初はこのツールで大まかに大陸を描いてみましょう。
項目 | 概要 |
---|---|
Brush Shape | ブラシの形状 |
Brush Size | ブラシの大きさ |
Brush Type | ブラシで描くもの |
---|---|
Terrain | 地形 |
Features | 地物 |
Continent Type | 大陸タイプ(開始位置に影響?) |
Culture Borders | 領土(シナリオプレイで反映) |
Revealed | 戦場の霧(シナリオプレイで反映) |
川を配置するツール。
大陸タイプを指定するツール。開始位置に影響する……?
ユニットを配置するツール。シナリオプレイで反映。
Barbarian Playerを指定すると蛮族のユニットになります。
都市を配置するツール。シナリオプレイで反映。
その他の設定。
項目 | 概要 |
---|---|
World Wrap | チェックを入れるとマップの端と端がつながる |
Randomise Resources | チェックを入れるとプレイするたびに資源がランダムに配置されるようになる |
Randomise Goodies | チェックを入れるとプレイするたびに古代遺跡や自然遺産などがランダムに配置されるようになる |
Scatter | 資源をランダムに配置する |
Clear Resources | 配置した資源を全消去する |
World Size | 世界のサイズを指定する。Automaticでマップサイズに合わせて自動で決定される |
わからん……
編集中のマップの見た目を設定するメニューです。説明は割愛。
マップ名と概要を入力できます。
シナリオを作成します。作成したシナリオはゲームセットアップ時に読み込んで実際にプレイすることができます。
Mod情報を読み込んであれこれする設定かもしれない(わからん……)
普通にマップを作成する分には特に弄る必要はありません。
マップサイズ指定画面に戻ります。
+,-ボタンを押しつつ、マップのサイズを微調整することができます。
マップが完成したら、名前を付けて保存しましょう。拡張子は .Civ5Map です。
次にSid Meier's Civilization V SDKを起動し、ModBuddyをクリックして起動させます。
すると、意識の高そうなUIが出てくるので、Start Pageの"New Mod"をクリック。
次に出てくるウィンドウで"Map Pack"をダブルクリックします。
次に出てくるウィンドウでModのタイトル、製作者、協力者、概要を入力します。
協力者は空欄でも可。入力したらNextをクリックします。
次に出てくるウィンドウで、先程作成したCiv5MapファイルをAddボタンから追加します。D&D不可なので世知辛い
追加したらFinishをクリック。
ここまで進めていくと、意識の高いワークスペースが出てきますが、特に何か弄る必要はありません。
画面上部の"Build"タブ→Build Civ5 Map Pack○○をクリックしてください。
すると茜ちゃんによるみんな大好きビルドが始まります。
ビルドのログは画面下に表示されます。Build: 1 succeededになっていればだん!です。
製作したマップで遊べるように、ゲームに導入していきます。
Documents\My Games\Sid Meier's Civilization 5\Maps
フォルダに
Documents\Firaxis ModBuddy\Civ5 Map Pack○○\Build
にあるMOD名が書いてあるフォルダをそのまま入れてください。
これで導入は終了です。
実際に反映されているか確認してみましょう。
起動時のDXバージョン選択では一番下の『シヴィライゼーション5』を選んでください。
(真ん中のDX10 & 11版ではゲームが始まらない不具合が発生します)
いつものようにシングルプレイヤーを選び、ゲームセットアップ。
マップ設定で「追加マップ」を選択、作ったマップが存在していればそれを選択して実際に遊ぶことができます。
おつかれさまでした。
自作マップは、マルチプレイでも使用することができます。
その際、参加者全員が該当のマップデータを導入している必要があります。
Discord等に投げたりして参加者に導入してもらうようにお願いしましょう。